Dino-Liteの撮影範囲について
Dino-LiteはワークからDino-Lite本体の距離によって、倍率が変わってきます。
Dino-Liteはおおきく分けて接写タイプと望遠タイプの2種類があります。
接写タイプは、ワークとマイクロスコープをベタ付けの状態で使用します。
高倍率の観察に向いています。
望遠タイプは、ワークとDino-Liteの距離を離して使用します。
ワークにスコープを近づけることが出来ない環境や、拡大映像を見ながらワークをさわったりするシーンにおいて有効です。
Dino-Lite 対象物との距離と撮影範囲(レンズ別)
距離A:対象物とレンズ(キャップ先端部)との距離(mm)
距離B:対象物とレンズ(先端キャップを取り外した場合)との距離(mm)
範囲:撮影可能な範囲(mm)
![対象物との距離と撮影範囲](http://data.thanko.jp/cojp/dino/dino-hani1.png)
※おおよその数字を示しており、モデルによって違いがあります。
※上記の拡大率は、本体のダイヤルに表示している拡大率とは異なる場合があります。
※対象物とレンズの距離がマイナスの場合、キャップ先端部より内側に焦点が合います。
10-230倍モデルの場合約55~200倍の間で使用するには制約がございます。
「先端部取り外し」可能モデルについては、先端キャップを取り外すことにより制約なく使用可能です。
Dino-Eye 顕微鏡の対物レンズ倍率と撮影範囲
Dino-Eye(顕微鏡取り付けモデル)を顕微鏡の接眼部に取り付けて使用する際、撮影範囲(実視野)は対象レンズの倍率によって変わります。
おおよその撮影範囲は下記の式から算出できます。(概算ですのでお使いのシステムにより誤差があります)
※視野数=Dino-Eyeの視野絞りの直径をmmで表した値を示します。
どれだけの範囲を撮影・観察できるかは、その視野数によって決まります。
![計算式](http://data.thanko.jp/cojp/dino/dino-hani3.png)
※表の「対物レンズ倍率」は、顕微鏡の対物レンズの倍率例です。お使いの対物レンズの倍率に合わせて範囲を計算してください。